今日は ちょっとだけいい話です。

人の幸せ話が苦手な人は 

ちぇっ

と 思わせちゃう内容かもしれませんので 
続きを読むか よぉく考えてからにしてね。
・・・なんてね。。




初観戦しました息子の試合は 残念ながら
負け試合でございました。

あと もう残り少ない試合数ですし
なにより この試合が とても悔しい逆転負けでしたので

相当 落ち込んでるのが 観客席からも見てとれました。

試合後に 応援席にむかって
ありがとうございました、って全員で挨拶してくれるんですが
肩をがっくり落とした姿に 
ちょっと ウルウルしてしまうぐらいでした。



大学4年生
就職時期であるにもかかわらず 
彼は 部活をやめませんでした。

アタシは 
すっぱり止めるものと思っていたので
ちょっとなんだかなあ、っていう気持ちでいたのも
たしかです。


が この日 
目の前で ひたむきにプレイする 息子の姿を見て
そんな アタシの気持ちは 間違っていたことに
気付かされました。


まずは 仲間を置いては やめられない
彼の優しい気持ちがあったこと、あらためて わかりました。

人数の関係で どうしても うちの息子のポジションは
代わりがいない。
来季 一年生が育つまでは それなりに 責任をもって
部活に残ったんだと思います。

特別にうまいわけではないですが
非常に手前味噌では ございますが
多分 うちの息子が抜けてはチームとしては
困る状態なんじゃないかと しろうと目に思いましたから。



もうひとつ 

裕福な家庭ではないのは
息子もわかっていますから
必要最低のものしか 親には頼りません。
ボロボロになったユニフォーム類を持って帰ってきたとき
縫い直してましたが
(それも 親が買ってあげたわけではありません)

大事な道具であるとともに それらは消耗品なんだ、ということ。
新しいのを買ってあげればよかったな、と。


それでプレイが変わったか、っていうと
そうでないかもしれません。
多分 息子は 要らないよ、大丈夫!
って 言ったとも思いますが


アタシ自身が
どうせ 大学の部活ごとき・・・
っていう姿勢でいたことに 大いに反省でございます。




帰り、
クルマが心配だったのも もちろんですが

相当へこんでいた息子を
親が どんな言葉でなぐさめても 
埋めてはあげられない気がしたから帰ってきた
っていうのもありました。

この日に 親が下宿で待っているっていうことの方が
なんか 残酷な気がしたから。。


多分 アタシたちが下宿で待っていれば
明るく帰ってきたりしちゃう息子なので。。



帰るよ

って連絡したあと 息子から ほどなくしてメールがきました。



今日は 見にきてくれてありがとう!
なかなか観光につきあえなかったけど
また いつでもきてください!


っていう アタシあてのメール


今日は 応援ありがとう。
昨日のバイキング おいしかったね。
また 一緒に飲めるのを 楽しみにしてるよ。



っていう ダンナあてのメール



だから何?ってことですが

いい子に育ってくれた気がしました。



本当に 感動したよ ありがとね!